「古物営業許可申請に必要な『市町村の身分証明書』の取得方法を解説!」
必要書類の身分証明書って何?

1. 「市町村の身分証明書」とは?
古物営業許可申請では、添付書類の一つとして**「市町村の身分証明書」**が必要です。これは一般的な身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)とは異なり、次のような内容を証明する公的な文書です:
- 禁治産者(現在は成年被後見人)に該当していないこと
- 破産者で復権を得ていない者に該当していないこと
普段目にすることがないため、取得方法が分からず戸惑う方も多いかもしれません。しかし、取得は意外と簡単です!
2. どこで取得できるの?
市町村の身分証明書は、本籍地がある市区町村役場で取得できます。例えば、東京都に住んでいても、本籍地が大阪府の場合は大阪府の市町村役場に申請をする必要があります。
3. 本籍地が遠い場合の対応
本籍地が遠方で直接行けない場合でも安心してください。郵送申請を利用すれば、自宅から手続きが完了します。以下に郵送申請の具体的な手順を解説します。
4. 市町村の身分証明書を郵送で取得する方法
手順1. 必要な書類を用意する
- 申請書
本籍地の市町村役場のウェブサイトから申請書をダウンロードして記入するか、郵送で申請する旨を直接問い合わせて用意します。 - 本人確認書類のコピー
例:運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など - 定額小為替(手数料)
手数料(300~400円程度)は市町村によって異なります。郵便局で定額小為替を購入し、手続きに同封します。 - 返信用封筒と切手
住所氏名を記入した返信用封筒と、必要な郵送料分の切手を用意します。
手順2. 本籍地の役場へ郵送する
上記の書類を揃えて、本籍地の市区町村役場の戸籍担当課に郵送します。宛先は役場のウェブサイトや電話で確認してください。
手順3. 証明書を受け取る
書類に不備がなければ、数日~1週間程度で証明書が返信用封筒で届きます。
5. 注意点
- 郵送申請時の記入ミスや書類不備があると、手続きが遅れる可能性があります。事前にしっかり確認しましょう。
- 定額小為替はお釣りが出ないため、正確な金額を確認してください。
- 役場ごとに細かな手続きが異なる場合があるので、事前に電話やウェブサイトで詳細を確認するのがおすすめです。
おわりに
市町村の身分証明書は、古物営業許可申請に欠かせない重要な書類です。本籍地が遠方の場合でも、郵送申請を利用すればスムーズに取得できます。この記事を参考に、早めの準備を進めてくださいね!
当事務所では必要書類の取得代行も行っております
以上、なかなか面倒臭い身分証明書の取得について解説しましたが、当事務所では古物営業許可申請に必要な公的書類の代理取得も行っております。
「住民票(本籍あり)」および「市町村長が発行する身分証明書」を取得します。

